
こんにちは、ふぉあぐらです。
AIの進化が加速する中で、「AIに仕事を奪われる未来は幻想だ」と安心している人はいませんか?
でも、僕はむしろ逆の感情を抱いています。AIに仕事を奪われる未来は、幻想なんかじゃなくて、確実に迫っている現実だと。
そして、その現実に、僕たち凡人は正面から向き合わなければならない――。
■ AIは「凡人の味方」ではない
まず最初に誤解してはいけないのが、「AIは誰でも使えるから、全員が生産性を上げられる」という幻想です。
もちろん、AIツールは便利です。僕自身、日々の仕事やブログ執筆にChatGPTを活用して効率化しています。
しかし、本質はそこではありません。
**AIは「凡人ができるようになるツール」ではなく、「優秀な人がさらに高速・高精度で結果を出せるようになる武器」**です。
優秀な人にとっては、時間を節約しながら圧倒的な成果を出せる強力なツール。
でも凡人にとっては、「AIを使えるようになっても、そもそも何をしたらいいのかわからない」という落とし穴が待っている。
要するに、「AI × 優秀な人間」の組み合わせが強すぎて、凡人が立ち向かうことすら難しい時代が来るのです。
■ テスラのロボットが教えてくれる未来

もう一つ、見逃してはいけないのがロボット技術の進化です。
たとえばテスラが開発している人型ロボット。
今はまだ試験段階ですが、いずれは工場・介護・物流など、人間がやってきた仕事の大部分を代替するようになると言われています。
ロボットは文句も言わず、給料もいらず、疲れもしない。初期費用さえ回収できれば、かかるのは電気代だけ。
企業にとっては、こんなにコスパのいい労働力は他にありません。
そして、何より怖いのは――
そのロボットは、僕たち凡人よりも、ずっと正確で、ずっと優秀だという事実。
勝てるわけがありません。
これが現実なのです。
■ プログラマーも例外じゃない
ちなみに、僕はシステムエンジニアという職業柄、プログラミングにも関わっています。
昔は「プログラマーは将来有望」と言われていましたが、正直、もうそうは思っていません。
AIはすでにコード生成を始めており、ちょっとした修正やテストならAIだけで完結してしまう時代になっています。
このまま進化すれば、僕たちのような人間が関与する部分はどんどん狭くなるでしょう。
これは他人事ではなく、まさに自分自身の仕事が危機にさらされているという現実です。
■ 解雇規制の裏側にある経営者の本音

日本には解雇規制があります。だから「AIが台頭しても、いきなり仕事がなくなるわけじゃない」と安心する声もあります。
確かに法的には簡単にクビにはできません。
しかし、経営者の本音は「人件費を減らしたい」に決まっています。
AIやロボットで対応できる業務があるなら、内心では「置き換えたい」と考えているのが自然です。
「社員を守る」建前の裏で、徐々にAI化・自動化が進み、人間の必要性は静かに減っていくのです。
つまり、静かにクビを切られる時代がやってくるということ。
■ 生き残るために、凡人が持つべき視点
ここまで読んで、ちょっと怖くなった方もいるかもしれません。
でも、今からできることもあります。それは、
「クビを切られる前に、個人で稼ぐ力を身につける」こと。
副業、ブログ、スキル販売、投資――なんでもいいんです。
会社に依存せず、「自分の力でお金を生む」経験を、少しずつ積んでいくこと。
今の時代、ネットを使えば小さくても収益を生み出すことができます。
すぐに会社を辞めろというわけではありません。でも、「稼ぐ力を持つこと」は、もはや一部の人だけの話ではなく、凡人が生き残るための必須スキルだと、僕は思っています。
■ 最後に:未来を変えるのは、今の行動だけ

AIの未来を悲観しても、テクノロジーの進化は止まりません。
「もう遅い」と思う前に、小さくてもいいから行動することが大切です。
僕も、AIに怯えながら、それでも一歩踏み出してブログや発信を始めました。
あなたも、できることからでいい。未来を変える鍵は、今日の一歩にあります。
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