こんにちは、ふぉあぐらです。
今日は、「ビットコインと積立NISAをどう使い分けるか?」というテーマで、ぼくの現在の資産形成スタイルをお話しします。
ビットコインが世間で注目されるようになって久しいですが、2021〜2022年の高騰・暴落を経て、ぼく自身の投資スタンスにも大きな変化がありました。
もし、これから仮想通貨投資を始めようとしている方がいたら、ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。
■ 2年前までは、ビットコインをコツコツ積み立てていた
ぼくがビットコイン投資を始めたのは2021年。
当初は毎月一定額を積み立てる「ドルコスト平均法」で購入していました。
少額からでも始められるし、変動が激しい相場でも平均取得単価が平準化されるというメリットもある。
そして何より、「価格に一喜一憂せずに済む」のが精神的に楽でした。
ですが——
■ 高騰による「積み立て停止」の決断
2023年頃から、ビットコインはまた急激に値上がりしはじめました。
世間の注目も高まり、ニュースやSNSでも盛んに取り上げられました。
その時、ふと思ったんです。
「この価格帯で積み立てを続けていいのだろうか?」
もちろん、ビットコインには将来性があると思っています。
でも、「どんなにいい資産でも、高値掴みを避けることは重要」という基本を忘れてはいけない。
結果として、現在は積み立てを停止し、代わりに「大きく下落したときだけスポットで買う」というスタイルに切り替えました。
■ 現在のメインは積立NISA(S&P500)
今のぼくの資産形成の中心は、積立NISAでのS&P500インデックス投資です。
毎月一定額をコツコツ積み立てています。
なぜS&P500なのか?
- 米国経済全体に分散されている
- 長期的に安定した成長が期待できる
- 為替変動リスクはあるが、世界全体に影響を与える資本市場
- そしてなにより、NISAの非課税枠を活用できる
ビットコインは将来的に値上がりする可能性がある反面、税制が厳しいという弱点があります。
利益が出ても、**雑所得扱い(最大55%課税)**です。
もし10倍になっても、半分近くが税金で消えてしまう可能性がある。
それならば、まずは**「税制優遇が確定しているNISAから使う」のが合理的**という判断をしました。
■ ビットコインだけに頼るのは、危うい
仮想通貨に夢を感じる人も多いと思います。
実際ぼくも、ビットコインの思想や仕組みには大きな魅力を感じています。
ただ、それだけに投資資金を集中させるのはリスクが高い。
ぼくの中では、**「仮想通貨は資産全体の10%以内」**というマイルールを設けています。
価格の変動が激しいビットコインに過度に依存しすぎると、暴落時にメンタルも資産もダメージを受けてしまう。
**「たまごは一つのカゴに盛るな」**という投資の基本を、ここでも意識するようにしています。
■ 「NISAは制度として完璧」「ビットコインは仕組みとして可能性あり」
ここまで読んで、「結局、どっちが正解なの?」と思われたかもしれません。
でも、ぼくの答えはこうです。
両方の“強み”を活かすのが最適解
- NISAは制度として強い(非課税という明確なメリット)
- ビットコインは、通貨・資産の枠組みを壊す可能性がある“思想”
どちらも魅力的ですが、扱い方が全く違う。
NISAは「地味だけど確実な味方」、ビットコインは「荒くれ者だけど化ける可能性があるヤツ」という感じでしょうか(笑)
■ 今のぼくのスタイル:攻守のバランス
現時点でのぼくの資産配分は、次のようになっています:
- 現金・短期預金:50%(緊急時・生活防衛資金として確保)
- ビットコインなどの仮想通貨:35%(高リスク・高リターン枠)
- 投資信託(積立NISA・S&P500等):5%(今後の軸として育成中)
- その他(個別株や試験的な資産):10%
ご覧の通り、まだ仮想通貨の割合が高く、投資信託の比率はかなり控えめです。
現金比率を高めに保っているのは、何かあったときに備える意味合いもありますが、今後はこのポートフォリオをより長期安定型にシフトしていくことが課題だと感じています。
特に、投資信託(S&P500など)を増やして「非課税メリット」を最大限活かす構成へ整えていくのが、これからの自分のテーマです。
■ まとめ:未来は読めない。でも備え方は選べる
最後に伝えたいのは、「投資において完璧な正解はない」ということです。
でも、「リスクを分散する」「税制の恩恵を最大限活かす」というのは、誰にでもできる工夫です。
仮想通貨がダメだとも、NISAだけでいいとも思っていません。
どちらも取り入れることで、自分なりの「納得のいく投資スタイル」が完成するのだと感じています。
読んでいただき、ありがとうございました。
これからも、働きながら少しずつ資産を増やしていきたい。
そんな普通の40代のリアルを、これからも発信していけたらと思います。