投資戦略

貯金が正義だった時代は終わった。インフレ時代の投資戦略を考える

こんにちは、ふぉあぐらです。

昔の日本では「とにかく貯金しておけば安心」という時代がありました。
実際、自分も若い頃は「銀行に預けておけば安全で、利息で少し増える」そんな風に思っていたのです。

しかし、今はまったく状況が違います。
インフレが続き、物価は上がり、預金の金利はほとんどつかない。
つまり「貯めただけで安心」という考え方は、完全に通用しなくなりました。


🔹 デフレ時代とインフレ時代の違い

  • デフレ時代(昔)
     物価が下がる → 現金の価値が増す → 貯金が最適解
  • インフレ時代(今)
     物価が上がる → 現金の価値が減る → 投資しなければ資産は目減り

ここに気づいたとき、自分の中で大きな考え方の転換がありました。


🔹 口座開設は本当に怖かった

証券口座や仮想通貨の口座を作るとき、正直めちゃくちゃ怖かったです。
「これで失敗したらどうしよう」「お金が消えたらどうする?」
そんな不安を抱えながら、何度も手が止まりました。

でも、時代の流れを考えると「貯めているだけで価値が減る」という現実から逃げられない。
最終的に「腹をくくるしかない」と思い、最初の一歩を踏み出しました。

投資を始めるとき、多くの人は「損をしたらどうしよう」と考えます。
自分もそうでした。
しかし、よくよく考えると「投資しないこと=資産を守ること」ではなく、むしろ「投資しないこと=資産を減らすこと」になっているのです。
この逆説に気づいたとき、不安よりも「動かなければまずい」という焦りが勝ちました。


🔹 今の自分の投資スタンス

  • 日本株 → 配当+中長期の成長を狙う
  • 米国株(S&P500) → 世界経済全体の成長を取り込む
  • ビットコイン → 未来への投資、資産の一部をリスク分散として

完全に一つに偏るのではなく、バランスよく持つことで「リスクはあっても資産全体を守る」考え方をしています。

正直、値動きに振り回されることもあります。
米国株の下落やビットコインの急落を見て「やっぱりやめた方がいいのでは?」と思う瞬間も何度もありました。
ですが、そこで学んだのは「短期の上下に一喜一憂せず、長期で考える」こと。
積立を淡々と続けることで、少しずつですが「お金に働いてもらう感覚」が身についてきた気がします。


🔹 まとめ

「貯金が正義」という考え方は、デフレ時代には正しかった。
しかし、インフレが進む今は、それと真逆の戦略が必要です。

最初の一歩は怖い。
でも、行動しなければ「気づかないうちに資産が減っていく」。
自分はそう痛感して、ようやく投資を始めました。

未来を守るために、今できる行動を積み重ねる。
それが、インフレ時代の生き方だと思います。

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