
こんにちは、ふぉあぐらです。
今回は「節約」という言葉の裏にある、本当の意味について話していきます。
💡節約は“我慢”ではなく、“見栄との決別”である
多くの人が「節約=お金を使わないこと」だと考えていますが、
僕はそうは思っていません。
節約とは、見栄や承認欲求に支配されず、自分の基準で選択すること。
言い換えれば、「他人の目を気にしてお金を使わない」ということです。
👕服・靴・財布…すべては“機能重視”で十分だった

僕の持ち物はとてもシンプルです。
- 服:ユニクロ(シンプルで丈夫、機能性◎)
- 靴:歩きやすさ重視、ブランドは問わない
- 財布・鞄:森野帆布(耐久性・防水性が圧倒的)
- 時計:つけない
- スマホ:5年前に買ったiPhone SE2
こうやって書くと「地味」と思われるかもしれませんが、
僕にとっては最高に合理的でストレスが少ない選択です。
ブランド品を持たなくなってから、
「他人の目にどう映るか」を気にする時間がごっそり減りました。
それは、お金の節約以上に心の節約にもつながっています。
🚫見栄は“無限ループ”を生む
見栄の厄介なところは、一度その世界に足を踏み入れると、
どこまでも“上”を見続けてしまう点です。
ブランドの財布を買うと、
「この財布に見合う鞄が欲しい」と思い、
次は「鞄に見合う服」が必要になる。
これはまさにディドロ効果と呼ばれる心理現象です。
ひとつだけ高級品を持つと、
他の持ち物まで“同じレベル”に揃えたくなる。
結果として、浪費の連鎖が始まります。
僕も昔、この罠にハマりかけたことがあります。
財布を奮発して買ったら、
「この時計に合う時計が欲しい」「靴もそれっぽくしないと」
と、恐ろしい誘惑が襲ってきました。
真面目に時計は検討したくらいです。
しかし、ディドロ効果を知ってから、
「これは“見栄の連鎖”の始まりだ」と自覚できるようになり、
無駄な衝動買いを止めることができました。
🧠承認欲求を満たすための消費は、心の穴を広げる

SNSの時代になり、「見せるための消費」が増えました。
ブランド物の写真、旅行先の投稿、外食のストーリー……。
でも、承認欲求を満たすための消費ほど、儚いものはありません。
誰かに「いいね」と言われても、その満足感は長く続きません。
むしろ「次も見せなきゃ」というプレッシャーが増えるだけです。
一方で、「自分が気に入って使っている」という実感があるモノは、
たとえ安価でも長く使えます。
それは見栄ではなく、自分軸の証拠です。
🧰 機能性を重視することで、浪費が自然と減る
「ブランドよりも機能で選ぶ」
これを徹底すると、買い物の質が劇的に変わります。
僕が森野帆布の鞄を選んだ理由も、
「軍用帆布で丈夫、防水、見た目がシンプル」という機能面です。
派手さはありませんが、5年以上使っても壊れない。
“買い替えサイクルが長い=長期的な節約”になるのです。
この考え方は服でも、家電でも、日用品でも同じです。
安いだけのものを選ぶと、結局すぐ壊れて再購入になる。
逆に“機能性と耐久性のバランス”を取れば、
長く使えて、気持ちにもゆとりが生まれます。
🏡 「持たない生活」は、自由を増やす

僕は実家暮らしで、車も自転車も持っていません。
移動は基本徒歩。必要なら電車。
以前は「車がないのは不便」だと思っていましたが、
実際には逆でした。
持たないことで、維持費や管理のストレスがゼロになったんです。
結果、浮いたお金で本を買ったり、
自己投資やブログ運営に回せるようになりました。
節約とは「お金を減らさないこと」ではなく、
「本当に使いたいものに使えるようにする」ことです。
🔄 節約の最終形は、“無関心”を手に入れること
最終的に、節約がうまくいく人とそうでない人の差は、
“他人の価値観にどれだけ無関心になれるか”だと思います。
ブランドや流行に対して「興味がない」と言えるようになると、
財布も心も軽くなります。
そして、空いたスペースに「自分のやりたいこと」が入ってくる。
僕にとって節約とは、
自分らしく生きるための選択の自由を増やす行為です。
🌱まとめ:節約は“自由を買う行為”
節約とは、我慢でも、倹約でもなく、
「他人の価値観を手放し、自分の人生を取り戻すこと」。
見栄や承認欲求に振り回されず、
本当に必要なものだけを選ぶことで、
お金だけでなく、時間と心のゆとりも増えていきます。
そして気づけば、
“節約”という言葉自体を意識しなくても、
自然と豊かに生きられるようになります。