
こんにちは、ふぉあぐらです。
今日は、巷で言われている新卒初任給について
自分なりの見解を話してみようと思います。
🟦 はじめに
「今の新卒、初任給が35万〜40万円ってマジ?」
そんなニュースが流れるたびに、SNSでは
「羨ましい」「時代が変わった」「若者が優遇されてる」
といった声が溢れます。
しかし、これは表面的な“情報”にすぎません。
実はこの高額初任給の裏には、企業が仕掛ける 巧妙な戦略(=罠) が隠れています。
本記事では、表の“賃上げムーブ”ではなく、
その 裏側にある企業の本音・目的・狙い を深掘りします。
そして、読者であるあなたが将来この罠にハマらないための視点をお伝えします。
🟥 手取り35〜40万円の“甘い誘惑”はなぜ生まれたのか?

初任給40万円という数字は、若者にとって強烈なインパクトがあります。
しかし企業側の狙いはシンプル。
優秀な人材を確保しつつ、逃がさない仕組みを作るため。
従来、企業は年功序列で横並びの給料でしたが、
AI・DXの流れで求める人材像が大きく変わりました。
- 高いスキルを持った即戦力
- DXを推進できる若手
- 生産性の高い人材
彼らを最優先で採る必要があり、
「初任給で釣る」ことが最も効果的だったのです。
しかし、その後に続く昇給の仕組みを見ると…
企業の本音が透けて見えてきます。
🟧 なぜ企業は本気で給料を上げないのか?
一見、賃上げムーブに見える今の流れ。
しかし日本企業の深層心理はこうです。
✔ 固定費(人件費)を増やしたくない
✔ 不景気・人口減を見越して内部留保を積みたい
✔ 中高年を抱えると組織が重くなる
✔ 終身雇用の名残で自由に給与調整ができない
だから企業は考えます。
「全員の給料を上げるのはムリ。
でも優秀な若手は必要。」
その結果が “新卒だけ高給” という仕組み。
つまり、
全体の人件費は上げず、ピンポイントで優秀層だけ囲い込む作戦。
これが表面的な賃上げの正体です。
🟥 サンクコスト効果で“逃げられない優秀層”を作る

初任給40万円の本当の恐ろしさはここから。
生活レベルは一度上がると元に戻せません。
- 家賃10〜15万円の部屋に住む
- 生活レベルが高くなる
- 結婚して子育てが始まる
- 住宅ローンを組む
この状態になると……
❌ 簡単に転職できない
❌ 給料が下がる選択肢をとれない
❌ 安定を優先して現職に縛られる
つまり企業は、
初任給という“えさ”で、人材を逃げられない状態にする。
まさに行動経済学で言う サンクコスト効果の応用 です。
🟥 昇給は“一握りの選ばれた者”だけ
最初に40万円出せば、あとは昇給させなくても良い。
出世がゼロではないが、一握りの人間のみ報われる。
昇進できなかったら、それは本人の責任。
これが企業側の本音です。
- ミドル層を作りたくない
- 昇格させたくない
- 人件費の固定化を避けたい
- 役職を軽くし、生産性だけを求めたい
結果、こうなる。
初任給だけ高くて、その後の給与カーブが極端に低い人材が量産される。
本人は不満でも、生活コストが高くなりすぎて辞められない。
会社からすれば、
優秀なのに安く使えて、文句を言っても辞めない最高の人材。
これこそ「罠」の完成形です。
🟦 黒字リストラは“表の理由”にすぎない

多くの人は「黒字リストラ=人件費削減」と考えますが、
実はそれだけではありません。
企業の本音はこうです。
- 中高年の高コスト層を整理したい
- 若手中心の組織に作り替えたい
- 昇給しない若手を大量に囲い込みたい
- スリムな組織で利益最大化したい
つまり、黒字リストラは
“給与を上げずに優秀層だけ確保するための仕組み”の一部。
新卒高給と黒字リストラは、別の線ではなく 一本の線でつながっている のです。
🟥 情報を鵜呑みにすると危険。背景を知れば罠を回避できる
ニュースやSNSは、表面の情報だけを流します。
- 「新卒初任給40万円!」
- 「賃上げムーブ到来!」
- 「若者優遇の時代!」
しかし、その裏にある
企業の本音・人件費戦略・経済構造
まで理解している人は少ない。
だからこそ、表の数字に踊らされず、
背景にある仕組みを読み取る必要があります。
背景を理解すること=人生の罠から逃れる力になる。
これは投資にもキャリア戦略にも共通する“本質”です。
🟩 結論:初任給40万は“チャンス”にも“罠”にもなる
初任給が高いのは素晴らしいことです。
否定する必要はありません。
しかし……
仕組みを理解せずに飛びつけば罠。
背景を理解すればチャンス。
すべては「構造を知っているかどうか」で決まります。
企業の戦略は巧妙です。
でも、その裏側を読み解ける人は、長期的に必ず得をします。
あなたも今日から、
ニュースの“裏”にある構造を読む視点を持ってみてください。
それが、会社に依存しない人生の第一歩です。