
会社脱出という言葉を使っていますが、
これは「今すぐ会社を辞める」という話ではありません。
自分の場合は、
「このまま正社員という前提だけで、人生を組み立て続けていいのか?」
と考え始めた、というのが正確なところです。
不安の正体は「お金」ではなかった
会社脱出を意識し始めたとき、
真っ先に浮かんだのはお金の不安でした。
- 収入が不安定になったらどうするのか
- 投資で本当にやっていけるのか
- 相場が暴落したら耐えられるのか
ただ、少し冷静に考えてみると、
不安の正体は「お金が足りないこと」そのものではありませんでした。
何が起きているのか分からない状態が、
一番のストレスだったのです。
情報は持っているのに、全体像が見えていなかった

それまで自分は、
- ニュースを読む
- 決算をチェックする
- SNSで投資家の意見を見る
といったことは、それなりにやっていました。
ただ、それらはすべて
断片的な情報でした。
- 今、相場全体はどんな位置にいるのか
- 市場は楽観なのか、警戒なのか
- 自分の投資判断は、流れから見てズレていないか
こうした「全体像」を、
一度に把握できていなかったのです。
会社にいると、相場を「感じなくても」生きていける
正社員として働いていると、
毎月決まった給料が振り込まれます。
極端な話、
相場が上がろうが下がろうが、
生活はすぐには変わりません。
だからこそ、
- 相場を見なくてもいい
- 市場の空気を感じなくてもいい
- 判断を先送りにできる
という状態に、無意識で慣れてしまっていました。
でも、
会社に依存しない選択肢を考え始めた瞬間、
この状態が一気に不安に変わりました。
必要だったのは「売買」より「把握」
よくある投資の話では、
- どの銘柄がいいか
- いつ買うか
- どれくらい儲かるか
といった部分が強調されがちです。
ただ、自分の場合、
最初に必要だったのはそこではありませんでした。
「今、相場はどんな状態なのか」
「自分はどこに立っているのか」
を把握できる環境でした。
売買は、そのあとでいい。
まずは全体を見ないと、
判断のしようがないと感じたのです。
相場を知る環境があるだけで、判断の質が変わる
相場の全体像が見えるようになると、
不思議なことに、焦りが減りました。
- 急落しても「そういう局面だ」と理解できる
- 上昇局面でも、過度な期待をしなくなる
- 他人の意見に振り回されにくくなる
これは、
予想が当たるようになったという話ではありません。
「分からない状態で判断する」ことが減った、
という感覚です。
会社脱出と投資は、いきなり結びつけなくていい
このブログで何度も書いていますが、
会社脱出=投資で食っていく
という図式ではありません。
ただ、
- 会社以外の選択肢を考える
- 自分の人生を自分で判断する
そのためには、
相場を他人任せにしない環境は、
早めに持っておいたほうがいいと感じています。
ツールは「判断を助けるため」に使うもの
ここまで読んでいただいた方なら、
もうお気づきかもしれません。
自分が重視しているのは、
- 儲かるかどうか
- 使いやすいかどうか
以前に、
**「相場を俯瞰できるかどうか」**です。
そのために使っているツールについては、
別記事で正直にまとめています。
売買を勧める記事ではなく、
あくまで「どういう理由で使っているか」という視点で書いています。
▶ 相場を知るために使っているツールについてのレビューはこちら
まとめ:相場を知ることは、選択肢を持つこと
会社脱出を考え始めたとき、
自分に足りなかったのは、
勇気や決断力ではありませんでした。
状況を把握できる環境でした。
相場を知ることは、
投資で勝つためだけのものではなく、
自分の人生の選択肢を、
冷静に考えるための土台だと感じています。
いきなり何かを変えなくてもいい。
でも、見える景色を増やしておくことは、
きっと無駄にはならないはずです。