投資戦略

ビットコイン最強説に過信しない理由|米国投資信託・日本株も併用する分散投資戦略

こんにちは、ふぉあぐらです。
今回は「ビットコインだけでなく米国投資信託や日本株にもベットしている理由」について、
私自身の考えと体験をまとめてみます。


ビットコインは最強 ― しかし万能ではない

ビットコインは誕生以来、数多くの金融危機や通貨不安を乗り越えてきました。
世界的なインフレが進む中でも、デジタルゴールドとしての立場を確立しつつあり、
長期的な成長ポテンシャルは他の資産に比べても圧倒的だと感じています。

私自身も「最強の資産クラス」と考えており、保有を続けています。
しかし同時に、過信しすぎることは危険だとも思っています。


ビットコインに潜む最大のリスク ― ハッキング

株式や投資信託にも口座乗っ取りや詐欺リスクは存在しますが、ビットコインのリスクは性質が違います。

とくに 取引所ハッキング の問題です。
たとえば国内でも記憶に新しい「DMMビットコイン」での流出事件。
数千億円規模の損失は、もはや「廃業レベル」のダメージとなり、利用者にも直接的な不安が広がります。

ビットコインは価格が上昇すればするほど、取引所やウォレットが狙われるリスクも増大します。
この点は、株式口座の不正アクセスや証券会社トラブルと比べても、はるかに深刻な影響を与えかねないのです。


過信しないための「予防」としての分散

私はビットコインを信じていますが、「全力でベット」することは避けています。
その理由はシンプルで、人間は未来を完全に予測できない からです。

そこで選んだのが、

  • 米国投資信託(主にS&P500連動型)
  • 日本株(成長株・安定株のミックス)

への投資です。

これらは短期的なリターンではビットコインに劣るかもしれません。
しかし、 市場の構造や国家の枠組みに支えられている ため、ビットコインとは異なる安定性があります。

「ビットコイン最強」という前提を認めつつも、一極集中を避けることで精神的にも安心できる のです。


完全にリスクを避けることはできない

ここで強調しておきたいのは、どの資産にもリスクがあるという点です。

  • 米国投資信託:米国経済が停滞すれば大きく値下がりする可能性
  • 日本株:為替や国内の景気循環に大きく影響される
  • ビットコイン:規制、ハッキング、ボラティリティ

つまり「安全資産」など存在せず、私たちにできるのは リスクの分散 しかありません。

「絶対大丈夫」は存在しないからこそ、複数の収入源や投資先を持つことが生き残り戦略になるのだと思います。


私が描く未来像

ビットコインが将来的に1億円に到達する可能性もあると思っています。
ただ、それが実現する過程で 激しい価格変動や取引所リスク が必ず襲ってくるでしょう。

一方で、米国株式市場は200年以上の歴史があり、長期的には右肩上がりを続けてきました。
日本株にもグローバルニッチで戦う企業が存在し、侮れません。

だからこそ私は「ビットコイン=夢」「米国投資信託・日本株=土台」という考え方で投資を続けています。


まとめ

  • ビットコインは最強だが、ハッキングという固有リスクがある
  • 価格上昇に比例してリスクも増大するため、過信は危険
  • 予防策として、米国投資信託や日本株も組み合わせている
  • 完全にリスクを避けることはできないので、分散が唯一の解決策

「どれが正解か」ではなく、「どう組み合わせるか」が未来を決める。
そんな意識で、これからも投資を続けていきたいと思います。

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