会社脱出計画

「給料は上がらない」前提で動け。40代が始めた会社依存からの脱出戦略

こんにちは、ふぉあぐらです。

今回は、僕自身が40代に入ってから「このまま会社に依存していていいのか?」と感じ、そこから試行錯誤しながらも抜け出すために始めたことを、リアルにお話ししようと思います。

もし、今の働き方や将来に少しでも不安を感じている方がいたら、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。

■ きっかけは、「このままでいいのか?」という小さな違和感

もともと僕は、システムエンジニアとして10年近く、特に保守の仕事をメインにしてきました。

業務内容は比較的安定していて、ルーチンも多く、劇的に何かが変わるような毎日ではありません。
それでも、ありがたいことに生活には困らず、ある意味「現状維持」が許される環境でした。

でも、ある日、ふとしたきっかけで気づいてしまったんです。

「この仕事、あと10年、20年続けて本当に幸せか?」

その小さな違和感が、じわじわと心の中で大きくなっていきました。

この頃から、小さくてもいいから
会社に依存しないように小さなことから準備をしていこうと
少しずつ本を読んだり、小さな挑戦を重ねながら、自分にできることを一つずつ増やしていきました。

とはいえ、どこか本気になりきれず、「副業準備ごっこ」のような、やってるつもり状態に近かったと思います。

■ 大きな転機:尊敬していた先輩の退任

そんなある日、同じプロジェクトにいた先輩が「退任する」と突然発表しました。

その人は、知識も豊富でチームの中でも信頼されていた存在。
「まさか、あの人が辞めるなんて…」という衝撃とともに、納得も行く事情がありました。

それは、家族の問題。

実は、以前から先輩の家庭の事情については耳にしていました。
もしかすると辞めるかもしれない――そんな不安が心のどこかにあったのも事実です。
それでも、「まさか本当に辞めるはずがない」と自分に言い聞かせて、見て見ぬふりをしていました。

そして自分もまた、今の仕事にどこかで限界を感じていた。
でも怖くて、動けずにいた。
そんな自分に気づき、
「このままじゃ、まずい」
そう強く思ったのを今でも覚えています。

■ 「給料は上がらない」前提で考えてみた

そこで、僕はこう割り切ることにしました。

「給料は上がらないもの」として行動しよう。

もちろん、上がるに越したことはないし、期待する気持ちもゼロじゃありません。

でも、企業もコスト削減に必死な中、何年も頑張ってやっと月数千円の昇給が現実。
そんな世界に期待し続けるより、「自分で何とかする」方にエネルギーを使うことにしたんです。

■ はじめにやったのは「情報収集」

まず取り組んだのは、とにかく情報を入れること。

  • 本を読む(お金・副業・自己啓発など)
  • YouTubeでフリーランスの人の発信を見る
  • noteやブログで他人の脱出ストーリーを読む

最初は知識だけ増えていくような感覚でしたが、次第に共通点が見えてきました。

「とにかく、やってみるしかない。」

考えていても、状況は何も変わらない。
動くことでしか、次は見えない。

■ 小さく、でも確実に「やってみる」

そこから僕は、いくつかの行動にチャレンジしました。

  • noteで記事を書く(4年間、継続(4年間継続。最初の1年は毎日投稿、2年目以降は週1回ペース)
  • X(旧Twitter)での発信を強化
  • サーバー契約+WordPressでブログを始める(最初のやつは挫折、今回は2回目)
  • ChatGPTなどAIツールを使って投稿・記事作成に活かす

もちろん、すべてが順風満帆だったわけではありません。

続けられなかったものもあります。たとえば、最初に作ったブログはテーマが定まらず、数記事で更新が止まりました。飽きたことや、反応がなくて心が折れたこともありました。

でも、そういう失敗から学びました。

■ 「続いたもの」と「やめたもの」の差は何か?

やめたもの=「結果だけを求めすぎたもの」
続いたもの=「やってて楽しい」「少しでも反応がある」「改善の余地があると感じられるもの」

この差は大きいなと気づかされました。

例えば、Xでの発信も、最初は誰にも見られない時期がありましたが、少しずつ工夫することで反応が増えてきた。
それが、次へのモチベーションになりました。

■ 「会社以外の収入を作る」という感覚が生まれた

地道に続けていくうちに、少しずつ収益も出始めました。

  • noteのクリエイター収益(100円でもめちゃくちゃ嬉しい)
  • ブログのアフィリエイト(自分で契約するのでも発生するものあり)
  • 仮想通貨の含み益等

まだまだ生活できるレベルではないけれど、
「もし会社の給料がゼロになっても、何とかする手段がある」
という感覚が、少しずつ自信につながっています。

■ 結論:「会社依存からの脱出」は、思考から始まる

40代になって、

  • 変化がない日々への疑問
  • 先輩の退任
  • 将来への漠然とした不安

これらが重なり、ようやく僕は「自分の人生に本気になる」覚悟を持てました。

そして今、あのとき行動を起こした自分を少しだけ褒めたいと思えています。

■ 最後に:あなたも「会社以外の自分」を育てよう

このブログは、同じように会社依存にモヤモヤを感じている40代の方へ向けて書いています。

僕もまだ道半ばですが、「動き出すことの大切さ」を日々実感しています。

「給料は上がらない」前提で、動いてみませんか?
小さな一歩が、数年後のあなたの未来をきっと変えてくれます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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